2014年6月28日土曜日

ついに完成



本日とうとう自宅建設作業の最終日となりました。追加でお願いしていた裏庭の竹製の通路ができて、これで全部お終い。夕方にはお給金を支払って、最後ま残っていた6名の大工さん達にお別れ。後1時間で定時という時になって、激しい夕立に見舞われましたが、それもすぐ止んで、雨期には珍しく日没の頃に青空が。




総工費は、家具を含めて日本円で700万円程度となりました。床面積160平米の鉄筋コンクリートの家がこの金額で建つなら、日本ならば驚く安さでしょうね。しかも土地は、この辺りでは高級住宅地と呼べる場所で、300平米で100万円してません。

物件によって価格は全然違うので一概には言えませんが、首都マニラ近辺に同じ規模の家を建てると、恐らく2〜3倍はするかも知れません。フィリピンでも地方の小都市だから、この程度。しかも、専門の施工業者を雇わず、全部身内で何とかしたのも大きいでしょう。

それにしても、個人にしては一大事業でした。材木一本、タイル一枚から吟味して、何カ所かで価格や品質を比べて、ひとつひとつ材料を買付けるのも施主の仕事。自分の目で確かめていかないと、お金をドブに捨てるようなことになりかねません。

既製品のバスタブが、輸送途中にヒビが入っていたこともありました。配達時に梱包解いて中身を確認してなければ、二度買いしなければならないところ。タイルも10枚買えば1〜2枚は割れているのが当然で、これも自分でチェックして、自分の車に積んで返品、交換。

ここまでやって、大工さんの仕事は今日で終わりですが、まだ作庭が残っています。これは芝生や草花、樹木を植える仕事なので、すぐ完成という訳にはいきません。ただ、植物は、雑草も含めてあっというまに育つ気候なので、1〜2年程度でほぼ完成形になるとは思います。



既に、バナナや椰子、パパイヤの樹は植わっています。もう家内が庭に植える植物を扱っている専門業者を見つけてきたので、来週には見に行く予定。
まぁ、ともかく毎週数万ペソ単位のお金がかかることは終わりました。ちょっと気持ちを緩めて、のんびりしましょう。


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